2011年12月22日木曜日
皆既月食の夜のおしゃべり
先日、高校時代の友人で陶芸をしている友人の展示を見に行きました。
彼女のうつわはすごく人気があって、会期二日目に行ったのにほとんど作品は残っていませんでした。
(150点もあったらしいのに、行ったら4点しか残っていませんでした…すごい!)
たぶん会うのは3、4年ぶりくらい?彼女がまだいわきで制作をしていたときに、アトリエに遊びに行ったのが最後でした。
そのとき大学4年生で卒業が近づいていた私は、なかなか進まない卒業制作のことや卒業してからのことを考えすぎて悩んでいました。
そんな感じで迎えた夏休みのある日、彼女のアトリエに遊びに行く事になりました。
空き家を改装した作業場で、ひとりもくもくと制作をする彼女の姿はそんな私の目にただただまぶしくうつりました。
そのとき見たうつわたちもとってもかわいかったのですが、今は更にレベルアップしてたくさんの方から愛されるようになったようです。
ほんとにかわいいので、大人気なのもうなずけます!
その夜、久しぶりに集まった高校時代の友人たちとごはんを食べに行きました。
普段全然会ってないのに、自分にとって大切な話をぽんとすることができる存在ってとてもありがたいです。
みんな今はそれぞれの場所で頑張っているけど、そのスタート地点よりももっと前の、まだ自分が何をしたいのか漠然としていた頃を一緒に笑ったり、怒ったり、泣いたり、感動したりして過ごしている。
だから話せるのかな?
ちょっと遅くなった帰り道、空を見上げると皆既月食が起きていました。
少しずつ欠けてはまた元に戻っていく月を見ながらみんなのことを思い出し、なんだか印象に残る夜となりました。