2011年12月7日水曜日
なぎの葉っぱ
ちょっと前になりますが、両親と相島芸術文化村というところに行きました。
以前本で、ここで定期的に骨董市とクラフトバザールをやっているという記事を見かけて行ってみたいな~と思っていたのです。
骨董市って、予期しないおもしろいものや、古いけど魅力的なものに出会えるから好きです。
昔京都に旅行中、ちょうど東寺の骨董市(弘法市というらしい)がやっていたので見に行ったことがありますが、宝探しみたいですごく楽しかったことがありました。
たまたま両親も一緒に行ってくれるということで、車で手賀沼を越えて我孫子へ。
なんだか楽しそうな雰囲気のひとだかりの中へ入っていきました。
ここは手賀沼を干拓した井上家という一家の邸宅がそのまま保存&地域の活性化に利用されているということで、古いお屋敷の中では骨董市の他にもいろいろ催しが開催されていました。
わくわくしながら車を降りて歩いていくと、入り口はいってすぐのところで男の人に声をかけられました。
その方のお話では、そこには東日本では珍しい「なぎ」という名前の木が植えられていて、その木の下をまわると良い事があるということでした。
せっかくなのでみんなでまわってみることに。父がまわってる姿がちょっと面白かったです。
帰り際になぎの葉っぱをもらえました。
この葉っぱは言い伝えによると、葉脈がなくなかなか切れないということで「縁が切れない」という縁起物なのだそう。
さっそくお財布に入れることにしました。
こういう昔からの言い伝えとか、縁起物というのはいろいろなものがあって聞いてるだけで面白いです。
なんてことのないものに意外な意味を持たせていたりして、昔の人は想像力がゆたかだったんだな~と感じます。
そういうことを楽しむ余裕も持っているし。
自分の生活の中でも、ささいなことが絵のモチーフになったりするので、こういう視点を持ち続けたいなと思います。
お財布のなかのなぎの葉、みんなに良い縁を結んでくれるといいな。